和ろうそくについて

和ろうそくと一般キャンドルとの違い

和蝋燭は通常のキャンドルと芯の形状が異なります。
一般的なキャンドルの芯は木綿の糸を編んで作られています。
火をつけて時間が経過すると芯が一定の長さで燃え切り、いつも同じ大きさの炎で燃焼します。

一方、和蝋燭の芯は筒状に巻かれた和紙といぐさ(中子のスポンジ状のふわふわした部分)を巻いてつくられています。

和蝋燭の炎は芯が太いので、
キャンドルよりも大きく明るく燃えますが黒い煙が出ません。

和蝋燭「花灯窓」は和紙といぐさを用いた芯と植物性のろうを使いました。

そして、これまで当然とされてきた和蝋燭のもつ不便を解消した製品に仕上げています。
専用燭台が無くても、不燃性の皿の上で使えるようできています。

「ロウが垂れないように」を設計コンセプトにした結果、蝋燭に火を付けて約2時間、薄いロウの壁が立つような製品に仕上がりました。
この2時間ものあいだ いわゆる「芯切り」という和蝋燭特有の手間も施していません。
これもまた従来の和蝋燭には無かった姿です。